観察場所の概要
ウトナイ湖で野鳥観察を行いました。ウトナイ湖は、北海道苫小牧市に位置する面積約3.23平方キロメートルの淡水湖で、ラムサール条約に登録された国際的に重要な湿地です。湖は太平洋に近い低地に位置し、周囲を森林に囲まれた豊かな自然環境を有しています。この多様な生態系を背景に、ウトナイ湖は年間を通じて多くの野鳥が飛来する国内有数のバードウォッチングスポットとなっています
。特に春と秋の渡りの季節には、ハクチョウやカモ類、ガン類などの水鳥が多数訪れ、湖面や湖畔で壮観な光景を見せてくれます。また、四季折々の美しい風景と相まって、野鳥観察だけでなく自然写真の撮影地としても人気があります。ウトナイ湖サンクチュアリには観察小屋や展望台が設置されており、初心者から熟練者まで快適に野鳥観察を楽しむことができる環境が整っています。
。特に春と秋の渡りの季節には、ハクチョウやカモ類、ガン類などの水鳥が多数訪れ、湖面や湖畔で壮観な光景を見せてくれます。また、四季折々の美しい風景と相まって、野鳥観察だけでなく自然写真の撮影地としても人気があります。ウトナイ湖サンクチュアリには観察小屋や展望台が設置されており、初心者から熟練者まで快適に野鳥観察を楽しむことができる環境が整っています。
観察場所のイラストマップ
観察日の状況
日時:2024年5月18日 7時20分〜13時30分
天候:晴れ、20気温℃
周辺環境の状況:ウトナイ湖での野鳥観察は2回目です。駐車場に到着すると、すでに数名の方が野鳥観察に訪れていました。鳥たちが賑やかに囀っていました。
装備品:双眼鏡(kowa10X42)、野鳥図鑑(フィルードガイド日本の野鳥)、デジカメ(ニコン COOLPIX p950) ノート、ペン
観察できた鳥たち
キビタキ、アオジ、ハシブトガラ、トビ、センダイムシクイ、アカゲラ、オオジシギ
以上7種類
キビタキ
- 特徴や行動の詳細:夏鳥。大きさは14センチ。繁殖期以外は1羽で生活する。枝に垂直にとまり、あまり動かず、葉や枝にいる昆虫類やクモ類を採食する。繁殖期の雄の鳴き声は美しく湖畔に響いていました。
アオジ
- 特徴や行動の詳細:北海道では夏鳥です。繁殖期の雄の水浴びの様子が写真と動画に収めることができました。肉眼では一瞬の動きで、詳しくわからない水浴びの様子も、写真と動画ならあらためて詳しく観察するきとができます。大きさは16センチです。背は緑灰色で黒い縦斑があり、腰は茶褐色です。夏羽では全体的に黄色が鮮やかになり、クチバシと目の周りが黒くなります。
ハシブトガラ
- 特徴や行動の詳細:北海道の低地やから低山の林で留鳥。大きさは13センチです。シジュウカラより小さい。
トビ
- 特徴や行動の詳細:大きさL雄59センチ、雌69センチ W157~162センチ。翼と尾が長い大型のタカ。
印象的だった場面
- 繁殖期の雄のアオジのさえずりが美しく湖畔内に響き渡っていました。お腹の黄色が鮮やかで、周囲の葉の緑色とのコントラストがとても綺麗でした。
今回の観察で学んだこと
- ウトナイ湖の駐車場に到着した際に、オオジシギの鳴き声を聞くことができた。しかし、その後は姿を見ることができなかった。オオジシギのディスプレイフライトを観察できる時期に再訪問の予定を立てたい。
次回の観察計画
- 翌日は、北大演習林で野鳥を観察します。